蒲生の町並み 2006/11/7

御仮屋門(今の役所あたる建物 の入り口)には、樹齢400年の立派な犬槙の古木がある。幹は、かなり傷んでいるが、葉は青々と茂り、瓢箪のような玉が連なった形の小さな実をたくさんつけていた。食すと香りが豊かでしっとりした食感が味わえる。熟すと濃い紫色になるのだが、まだ水色で完熟までには少々時間がかかりそうであった。

整然とした石垣は、最近作られたブロック塀を思わせるが、切り出した石を積み上げている。蒲生藩の武家屋敷(後の島津藩の郷士屋敷)の面影が残る。               
散策