河頭公園の藪椿 2008/3/11

皿倉山のふもとにある河頭公園で藪椿を見てきた。数年前に来た時は、登山道がぬかるんでおり、整備された道路の終点で折り返していたので、今日はなんとか頂上までとがんばった。公園と呼ばれるには、登山道は整備されておらず、途中から斜面を這うようにして上らなければならない。また、下りは別のルートから降りてきたが、そちらも厳しい坂で脇に生えている木の枝を頼りに、滑り落ちないように支えながらの下山であった。登り一時間、下り30分弱のショートコースながら、福知山や貫山の最後の胸突き八丁を登るよりきつい花見となった。この公園は、市街地から近い割りに幹周りが3メートルはあると思われる巨木が鬱蒼と生い茂り、鳥の鳴き声も賑やかで自然が満喫できる穴場である。山頂で出会った年配の方の話だとルートはいくつかあるようなので、もっと簡単に登れる道があるのかも知れない。

背景は皿倉山


途中で出会った岩を抱く大木の根

自然