めかり神事 2010/2/14 深夜2時半

関門橋の門司港側の橋桁の傍にある布刈神社の神事が執り行われた。寒いなか海峡の急流を横目に見ながら松明の灯りを頼りに、航海の安全や豊漁を祈願して岩に芽生えたワカメを刈り取る。二重三重の人垣の後ろから図々しくカメラを差し出してようやく数枚撮れた。崖下で距離もあるのでフラッシュはほとんど効果が無くたよりは松明の明りのみである。暗くても潮流の速さは西向きと東向きの船の速さの違いで実感できる。神主さんも一歩間違うと急流に飲み込まれてしまう命がけの神事である。いつもと逆に闇が怖さを包んでいる。

夕闇迫る海峡(太刀浦方面)

よく見ると神主さんも一緒に御祓(右端の足袋姿)

松明に点火

さあ、ワカメ刈り

場所を変えながら収穫、闇の先には関門の激流

深夜2時半過ぎからの神事はこの関門橋の橋桁の下

海峡ゆめタワー

門司港レトロハイマート

ぶらり散策