館ケ浴(やかたがえき)の大椿 2007/4/6

豊田町一の瀬(道の駅菊川の近く)にある樹齢600年の椿を見てきた。説明版に二代目豊田氏が移植した庭園用樹とある。近くのババちゃん(小生はジジ)達が、椿のそばのベンチで井戸端会議を開いていたが、その話によると二日前の遅霜で花びらが痛んだとのことである。また、椿というと花のまま散るのが特徴だが、この椿は花びら毎に散るらしい。確かに根元に散った花は見当たらない。園芸種ということで、一本の樹に赤、白、ピンク、紅白のしぼりの多様な花びらが咲き乱れている。600年前にすでにこのような改良がされていたとは驚きである。ただ、椿は成長が遅いので、樹齢の割には幹周りは太くない。

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