別府 内成棚田 2009/6/15

今年の梅雨はまだ本格的な雨をもたらしていない。田植時の棚田も水不足で田植が遅れ気味との話であった。山際の岩盤の随所に祠がある。棚田の出来不出来は水に大きく左右されていると思われる。昔も今も願うことは同じようである。今週末から本格的な入梅の予報なので棚田に必要な量は降って欲しいと思う。
この棚田の歴史は古く、千年前の古文書にも記載されているそうである。内成(うちなり)棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれている。耕作は大変と思うが、一枚一枚を大切に耕す小型の耕運機も活躍していた。
内成棚田は、地図で調べると「志高湖」から「神楽女湖」にいく道をそのまま南下すると行けることを見付けた。時期的にも良い時期なので一緒に回ることにした。途中にゴルフ場のコースの間を抜けるような箇所もあり不安になったが、そのまま突き進むと「食事や宿泊ができるログハウス」がある。その先で道路は分岐しており棚田に向かう案内板がある。棚田は道路は狭いが、梶原地区から中の迫地区、勢場地区、太郎丸地区と谷まで降りずに周回できる。
帰りは太郎丸地区からりんご園の傍を抜ける間道を通った。ゴルフ場を抜ける道の分岐路の地点に戻る。近道にはなるが道幅は狭い。

梶原地区

中の迫地区 向こう側が梶原地区

勢場地区

勢場地区の個人所有の大銀杏

太郎丸地区

太郎丸地区

棚田