谷瀬(たにぜ)の吊り橋 奈良県十津川  2019/10/26

上野地と対岸の谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートルである。中央部分は板4枚の通路になっている。すれ違う時はどちらかが端によって通れるように空ける。兎に角揺れる。板もルーズな止め方(きっちり止めたら割れるか折れる))なので多分1センチ位は歩くたびに浮き沈みしていると思われる。ガイドさんの説明では谷瀬の人はここを自転車で往復するらしい。もともと谷瀬集落の人々が、丸太橋ではすぐに流されてしまうため、昭和29年に村の協力を得て完成させた自分達のための橋であった。その際は1戸当たり20~30万円の負担を強いられたとのこと。今は観光客が無料でスリルを楽しんでいる。
 
こちらから渡り始める
 
こちらからが帰路
 
横から見るとしっかり作られている 
 
本来は清流だが、直近の雨で濁っている